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第35号 2007.4.1 |
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福井市中心街から車で東へ10分ほどのところに「一乗谷朝倉氏遺跡」があります。その昔、兵庫県の豪族であった朝倉広景が越前に移り、その後朝倉家5代が約100年間に渡って一乗谷を治め、越前の中心として栄えました。
その頃ここは北陸の小京都と呼ばれ、京や奈良から貴族や僧侶も訪れ、華やかな文化がそだちました。城下町には万を越す人々が暮らしていました。
しかし、1573年に朝倉氏は織田信長との戦いに敗れ、一乗谷の城や城下町は焼討ちにあい消滅してしまいます。
それから400年を経た昭和42年にこの遺跡が発掘されたのでした。 |
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道路沿いに看板が見えます |
朝倉義景館跡前の唐門 |
国の特別史跡に指定されている |
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遺跡は広く点在している |
朝倉家館跡 |
朝倉義景の墓 |
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諏訪館跡庭園 |
南陽寺跡 |
南陽寺跡庭園の石組 |
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もうじき唐門のすぐ側にある薄墨桜や、遺跡のあちこちでは糸桜(しだれ桜)が咲きはじめます。
日本人は、7世紀頃からお花見を楽しんできました。昔は貴族だけの行事でした。彼らは和歌を作り、美しい風景を楽しみました。
1568年3月、朝倉義景は一乗谷にやってきた足利義秋(のちの15代室町幕府将軍・義昭)を歓迎し、南陽寺境内にある糸桜をながめる宴を催したということです。
4月6日(金)〜15日(日)の期間は桜のライトアップ点灯。
時間 午後7:00〜9:00
問合せ先:朝倉氏遺跡保存協会
TEL 0776-41-2330 |
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春にはあちこちに桜が咲く |
唐門の薄墨桜 |
ライトアップされた桜が幻想的 |
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ここは朝倉家の台所があった所! |
山の上から朝倉館跡を望む |
美しく並ぶ石段を登る |
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道路をはさんで西側には、発掘遺跡の資料に基づいて戦国時代の屋敷を復原した『復原町並』があります。遺跡を見終わった後にここへ立ち寄り見学することで、遠く古の時代の人々の生活がよりわかりやすくなっています。
塀に囲まれた武家屋敷からは、今にもお侍が出てきそうな雰囲気が。町屋を一軒一軒のぞいて歩くのはとても興味深い体験です。もしも自分がこの時代に生きていたら、武家の娘だったかそれとも町娘だったのか?なぁ〜んて想像してみるのも楽しいです。 |
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当時の町並みの復原が見学できる |
塀に囲まれた屋敷が建ち並ぶ |
武家屋敷の門 |
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焼き物を売る商人の家 |
のれんから染物職人が現れそうだ |
商人の家の内部 |
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●紹介施設のご案内● |
一乗谷朝倉氏遺跡
〒918-1 福井市城戸ノ内町10-48
TEL:0776-41-2173 |
アクセス |
北陸自動車道福井ICから158号線を大野方面へ車で10分 |
参考URL |
http://www.city.fukui.lg.jp/d620/bunka/iseki/ (福井市のHP) |
復原町並
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休場日 |
年末年始 |
開場時間 |
9:00〜17:00(入場は16:30まで) |
入場料 |
大人(15歳以上)210円
団体割引あり (20人以上) 駐車場
有り |
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
〒910-2152
福井市安波賀町4-10 TEL:0776-41-2301 |
休館日 |
年末年始 展示替や施設点検のため臨時休館することがあります |
開館時間 |
9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
入館料 |
*常設展
一般・大学生 100円(団体30名以上は2割引き)
高校生以下 無料 70才以上 無料
共通観覧券(資料館・復原町並) 230円
毎月第3日曜日の「家庭の日」、2月7日の「ふるさとの日」は無料
駐車場 有り |
アクセス |
北陸自動車道福井ICから158号線を大野方面へ車で8分 |
URL |
http://info.pref.fukui.jp/bunka/asakura/bunka3.htm |
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